盛心塾東京

従業員のせいにばかりしていた。180度考え方が変わった。

小さい頃から自分のお店を持ちたくて、大学卒業後の就職も飲食店。自分を鍛える意味で、料理もホールも経験できる店を選びました。念願かなって29歳で独立。うまいこと繁盛して、3店舗目ができた頃から、少しずつ歯車が狂っていきました。経営の悩みを解消するためにビジネススクールにも通いましたが、経営の手法は学べても、従業員との確執や従業員同士のトラブルをどうすれば解決できるのかまでは教えてくれません。5店舗目を出す頃、社員の半数が一気に退職。大きなピンチを迎えました。そのピンチを迎えるほんの数ヶ月前、盛心塾の前身である盛和塾に入塾しました。2015年のことです。とある本で塾のことを知ったのがきっかけでした。アルバイトを集めてお店をやりくりしながら、自分も寝ずに働いてなんとかピンチを乗り切ったとき、この原因は「経営者としての自分の心にある」と気づきました。

以前の私は従業員のせいにばかりしていました。「従業員の幸せを第一に考える」、「人として正しいかどうか」、「損得ではなく善悪で物事を考える」など、稲盛塾長の教えを少しずつ実践。塾長の教えを判断の基準にしていきました。すると従業員との確執も徐々になくなっていき、会社全体がチームワークよく動くようになったのです。おそらく入塾しなければ、従業員に愛想を尽かされ、とっくの昔に私の会社は倒産していたでしょう。どんな経営者のみなさんにも必ず悩みや迷いがあると思います。考え方が変われば、行動が変わります。少しずつ努力を重ねることで、必ず道がひらけます。自分が変わることで、経営は一気に変わっていくのだと思います。