繰り返し学ぶ。
繰り返し実践する。
いい会社になって行く。
山田晃嗣
盛心塾東京筆頭代表世話人
大槻デザイニング株式会社
代表取締役
学んだことが自然と言葉になったとき、その先には成長しかありません。
私はもともと化学メーカーで研究職をしていました。結婚を機に妻の実家の家業である印刷会社を手伝うことになり、2013年に株式会社化し、社長になりましたが、経営とは何かがわからないまま、経営危機が迫ってきているのを感じていました。どこか学べる場所はないか。それが盛心塾東京の前身の盛和塾への入塾のきっかけです。当時、月例会で経営体験発表を聞くと、どの企業もすばらしい結果を出しており、気後れしている自分がいました。意見を求められても、何も思いつかない。勉強会で自分の会社の経営状況を発表することが恥ずかしい。そんな時期が続きました。どうしたら経営がよくなるんだろう。そう考えて周りを見回すと、ひたすら繰り返し、忠実に稲盛経営哲学を実践している人の会社ほど、業績がいいことに気づきました。
同じように自分も繰り返し学び、できる限り実践。気がつけば入塾後から5期連続の黒字。コロナ禍で赤字になったときでも、積み上げた潤沢な現金がバックボーンとなり、自信を持って冷静に対処できました。1年に一度よりも、1日一度、稲盛経営哲学に触れることで、幾何級数的に自分の血肉になり、実践できるようになると考えています。もう稲盛塾長はこの世におりません。しかし、その学びはずっと生き続ける普遍の原理です。私たちと一緒に学びましょう。ここで学んだことが、心の底から自然と従業員へ伝えられているとき、そこからは成長しかありません。